たこの吸出しは、大正2年(1913年)創業の町田製薬が手がける外用薬。おでき・せつなどの化膿性皮膚疾患に、長年使われてきたロングセラーです。
ところが2024年12月、町田製薬が全製品の製造終了を発表。たこの吸出しも販売終了が確定しました。

突然の知らせに困っている方も多いですよね。たこの吸出しが販売終了した経緯と、代わりの候補になる市販薬をまとめました。
たこの吸出しが販売終了した理由を調べてみた
町田製薬から全製品製造終了の発表
2024年12月、町田製薬から「全製品の製造を終了する」という発表がありました。たこの吸出しだけでなく、すべての製品が対象です。
製造終了の詳細は町田製薬の公式サイトで確認できます。公式Xアカウントでは過去に薬局での取り扱いについて問い合わせに答えた投稿もありました。気になる方はチェックしてみてくださいね。
こんにちは!
「たこの吸出し」を取り上げていただきありがとうございます。薬局のお若い方々に広報が足らず、お客様にご迷惑をお掛けしております…https://t.co/0Rgh8bGPsy#たこの吸出し #たこの吸い出し#タコの吸出し #タコの吸い出し#おでき #粉瘤 #昭和レトロ
— 町田製薬株式会社 「たこの吸出し」 (@machidaseiyaku) 2023年5月9日
111年の歴史に幕
町田製薬は大正2年(1913年)創業。たこの吸出しをはじめとした家庭薬を、長年にわたって作り続けてきた老舗メーカーです。
111年にわたる歴史が
ここで幕を閉じるとは。

多くの愛用者にとって、寝耳に水の知らせだったのではないでしょうか。詳細な理由は公式に案内されていないので、なぜ今のタイミングなのかは分かりません。
たこの吸出しの代わりになる市販薬を探す際のポイント
たこの吸出しの主な特徴
たこの吸出しは、おでき・せつ・ようといった皮膚の化膿性疾患に使われてきた外用薬。有効成分のクロラムフェニコールなどの抗生物質が、化膿した箇所の感染を抑えてくれます。
外傷や化膿したニキビ・おできに長年使われてきた薬なんですね。
- 化膿性皮膚疾患(おでき・せつ・よう)に使用
- 抗生物質配合の外用軟膏
- 町田製薬の全製品製造終了に伴い販売終了
代わりを選ぶ際に確認したいポイント
代わりを探すなら、まず「どんな症状に使いたいか」をはっきりさせるのが先決です。
化膿しているおできやせつに使いたいなら、同じく抗生物質を含む外用薬が候補になります。ただし薬ごとに有効成分の種類・配合量・用法用量は違うので、パッケージの「効能・効果」欄はよく見てみてください。

薬の切り替えは、事前に医師または薬剤師に相談するのがおすすめですよ。
※代替薬はあくまで候補の一例です。有効成分・用法・効能は薬ごとに異なります。購入前にパッケージや添付文書でご確認ください。
たこの吸出しの代わりになる市販薬3選
同じく抗生物質を配合した外用薬のうち、現在も買える市販薬を3つ紹介します。
1. クロマイ-N軟膏(第一三共ヘルスケア)
クロマイ-N軟膏の注目ポイントは、たこの吸出しにも含まれていたクロラムフェニコールが配合されていること。おでき・せつ・化膿した外傷など、同じような症状に使う候補として挙げられますね。
配合成分の種類・量は異なるので、同等の効果があると断定はできません。第一三共ヘルスケアの製品で、ドラッグストアでも比較的見つけやすい軟膏です。
2. テラマイシン軟膏a(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
テラマイシン軟膏aは、オキシテトラサイクリンとポリミキシンBという2種類の抗生物質を配合した外用薬。とびひ・めんちょう・毛のう炎などの化膿性皮膚疾患に使われます。
有効成分の種類はたこの吸出しとは異なりますが、同じく抗生物質配合の化膿止めなので代わりの候補になります。楽天・Amazonともに多くの出品があり、入手しやすい状況ですよ。
3. ドルマイシン軟膏(ゼリア新薬)
ドルマイシン軟膏は、コリスチン硫酸塩とバシトラシンの2種類の抗生物質を配合した外用軟膏。おでき(せつ・よう・ちょう)・毛のう炎・湿疹・外傷の化膿予防などに対応しています。
有効成分はたこの吸出しとは異なりますが、化膿止めとして使うカテゴリは共通。Amazonで過去1か月に1,000点以上購入されており、今も幅広く使われている軟膏です。
まとめ
たこの吸出しは、町田製薬の全製品製造終了に伴う販売終了品。楽天市場・Amazonを見ても、もう在庫は見当たりません。
代わりの候補として挙がるのは、同じく抗生物質配合のこの3つ。
- クロマイ-N軟膏(たこの吸出しと同じクロラムフェニコール配合)
- テラマイシン軟膏a(2種の抗生物質配合・入手しやすい)
- ドルマイシン軟膏(Amazon月1,000点以上の実績)
とはいえ有効成分・用法用量はたこの吸出しとまったく同じではないので、選ぶ前にパッケージをよく読んでみてくださいね。薬の切り替えは、事前に医師または薬剤師に相談するのがおすすめです。
※在庫状況は2026年6月23日時点の情報です。状況は変わる場合がありますので、最新情報はご確認ください。

