セレスタミン配合錠。高田製薬の抗ヒスタミン薬とステロイドを組み合わせた医療用の配合錠で、蕁麻疹やアレルギー性鼻炎に処方されてきた薬です。
ところが「セレスタミンが販売中止になった」という話がネット上で広まり、処方されていた方は不安を感じているかもしれません。

セレスタミンの販売中止と言われる理由と現在の販売状況、代わりになる市販薬についてまとめました。
セレスタミンが販売中止と言われる理由と現状
結論から言うと、セレスタミン配合錠は完全に販売中止されたわけではありません。PTP10錠×100シートの包装が2020年10月頃に販売中止になっただけで、この一部の話が「全部なくなった」と誤解されて広まっています。
Xでも「2020/10月に販売中止されたセレスタミンを処方されてたら」という投稿(2023年7月)が見つかりました。
2020/10月に販売中止されたセレスタミンを処方されてたら
その後
身体がだるい、朝はまだマシ、メンタル弱くなった
みたいな事が続いていたら
かかりつけ医に頼んで親戚に副腎皮質機能低下症の患者がいると言って
原因不明でだるさとメンタル低下が治らない
ACTHとコルチゾールを血液検査して欲しい— CS_あーさん꧁( ・×・)꧂ (@a_san_cosmo346) 2023年7月16日
「セレスタミン6月で販売中止になってたんやな。」という投稿(2023年8月)もありました。
セレスタミン6月で販売中止になってたんやな。
副腎不全続出してないのかな🙄— にゃんでもにゃ医 (@lE9BrvyUwLLVZIE) 2023年8月12日
こうした声が広がったことで、「もう手に入らない」と思い込んでしまう方が増えたようです。
一部包装のみ販売中止・別包装は継続
販売中止になったのはPTP10錠×100シートの包装だけです。PTP10錠×50シートやバラ100錠などは現在も販売が続いています。
かかりつけの薬局で「在庫がない」と言われても、別の包装サイズに切り替えてもらえないか医師・薬剤師に相談してみてください。

「諸般の事情」とされる理由
高田製薬は販売中止の理由を「諸般の事情」としか発表しておらず、具体的な原因は公表されていません。
製造コストの見直しや包装ラインの変更が背景にあるのでは…と言われていますが、公式からの詳しい説明はない状況です。
医療用医薬品のため入手方法が限られる
セレスタミンは医療用医薬品なので、ドラッグストアや薬局の市販薬コーナーでは買えません。
入手するには医師の処方箋が必要です。「近くの薬局で買えないかな」と思っても、処方なしでは手に入らない点は覚えておいてください。
セレスタミンはどこで売ってる?販売店を調査
セレスタミン配合錠は医療用医薬品のため、薬局・調剤薬局で処方箋を出して調剤してもらう方法でしか手に入りません(くすりの窓口の解説ページ)。
楽天やAmazonのような通販サイトでも購入できないので、市販薬とは入手ルートがまったく違います。

基本の流れはこうです。かかりつけの内科・皮膚科・耳鼻科などで処方してもらい、処方箋をもとに近くの調剤薬局で受け取ります。
もし「在庫がない」と言われたら、同じ成分の後発医薬品(ジェネリック)に切り替えるか、別の薬局を探してみてください。
まとめ
セレスタミンは完全な販売中止ではありません。中止されたのは一部の包装サイズだけで、別の包装は今も販売が続いています。
- 一部包装のみ中止・別包装は継続販売中
- 医療用医薬品のため処方箋が必要
- 市販の代替薬は医師・薬剤師に要相談
市販薬で似た成分のものを探す場合は、抗ヒスタミン成分入りのアレルギー薬(アレグラFXやアレジオン20など)が候補になりますが、セレスタミンに含まれるベタメタゾン(ステロイド)成分の市販薬はありません。
薬の切り替えは、事前に医師または薬剤師にご相談ください。
※在庫や価格は時期により変動します。購入前に最新情報をご確認ください。


