バイシンは、1988年にファイザーが発売した充血除去の市販目薬。塩酸テトラヒドロゾリンで目の充血をすっきり取り除いてくれる第2類医薬品なのに、いつの間にかドラッグストアから消えてしまった人気商品です。

「もう製造中止になったの?」と気になって、バイシンが買えなくなった理由や代わりになる目薬を調べてみました。
バイシンが製造中止したのはなぜ?
バイシンは2020年に全製品が製造終了となり、現在は入手困難な状態です。
製造終了までの経緯と、なぜ消えてしまったのかを見ていきましょう。
製造元の変遷と終了の経緯
バイシンはもともと1988年に米ファイザーが日本に持ち込んだ充血除去目薬です。
その後、ファイザーの日本法人が一般用医薬品事業を整理する流れの中で製品の管理会社が変わり、最終的に現アリナミン製薬(旧武田コンシューマーヘルスケア)の傘下で流通していましたが、2020年に全製品が製造終了となりました。
製造終了から5年以上が経過しており、現在は流通の在庫もほぼ枯渇しています。
なぜ製造終了になったのか
公式からの明確なアナウンスは確認されていませんが、以下のような要因が考えられています。
- 製品ラインの整理・集約
- 後継品への切り替え
- 市場環境の変化への対応
充血除去系の目薬は競合品が多く、市場でのポジションを維持するのが難しくなってきた時期と重なっています。

なお、2020年4月には千寿製薬から「マイティアV」が発売されており、バイシンの後継品として位置づけられているのが現状です。
バイシンの代わりになる目薬を選ぶ際にチェックしたい特徴
バイシンの代わりを探すなら、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
なお、市販薬(OTC)への切り替えは、事前に医師または薬剤師・登録販売者にご相談されることをおすすめしますね。
有効成分(充血除去成分)
バイシンの主成分は「塩酸テトラヒドロゾリン」です。目の血管を収縮させることで充血を取り除く成分ですね。
同じ血管収縮成分が入っているものを選ぶと似た効果が期待できます。
- 塩酸テトラヒドロゾリン
- 塩酸ナファゾリン
外箱の「有効成分」欄を見れば確認できますよ。
清涼感の強さ
バイシンはすっきりとした清涼感が特徴でした。
清涼感の強さは商品によってかなり違います。清涼感が強めのものを好む方は「クール系」と表示された商品を選ぶと、近い使用感が得られやすいでしょう。
容量・価格帯
バイシンは比較的手頃な価格で購入できる目薬でした。
代替品を探す際も、容量あたりの価格を見ておくと比較しやすくなります。ドラッグストアで選ぶなら、薬剤師や登録販売者に相談しながら決めるのがおすすめです。
バイシンの代わりになる目薬4選
後継品や充血除去目薬の中から、バイシンの代わりになる目薬を紹介していきますね。
1. マイティアV(千寿製薬)
バイシンの後継品として、2020年4月に千寿製薬から発売された充血除去目薬です。
- 塩酸テトラヒドロゾリン配合(バイシンと同じ充血除去成分)
- ドラッグストアでも取り扱いあり
バイシンと同じ成分で代替できる、一番の候補です。
2. ロートV11(ロート製薬)
ロート製薬の充血除去目薬で、11種類の有効成分を配合しています。
目の充血だけでなく疲れ目や乾燥など複数の症状にアプローチできるのが魅力。清涼感もあり、使い勝手のよい一本です。
3. サンテFX V+(参天製薬)
参天製薬の充血除去目薬で、清涼感が強めの使い心地が特徴です。
塩酸ナファゾリンを配合しており、すっきりとした感覚が得られます。ドラッグストアで広く販売されているので入手しやすい点もメリットですね。

4. アイリスCL-Iネオ(大正製薬)
大正製薬から発売されている充血除去目薬で、バイシンと同じ塩酸テトラヒドロゾリンを配合しています。
価格も手頃で、日常的な充血ケアに使いやすい一本です。
まとめ
お店で見かけなくなったバイシン、やっぱり製造終了でした。2020年をもって全ラインナップの生産が終わっており、今から手に入れる方法はありません。
- 2020年に全製品が製造終了
- 後継品はマイティアV(千寿製薬)
- 同成分の代替品も複数あり
でも安心してください。後を継いだマイティアVなら同じ成分で乗り換えられますし、ロートV11やサンテFX V+といった選択肢もあります。清涼感の好みや予算に合わせてお気に入りの一本を見つけてくださいね。
どれを選ぶにしても、用法用量と注意書きの確認はお忘れなく。迷ったら薬剤師さんに聞いてみましょう。
※在庫や価格は時期により変動します。購入前に最新情報をご確認ください。

