コラージュフルフルは、デリケートゾーンや頭皮のカビに効果があるとして人気の石鹸ですが、インターネットで「販売中止」という噂が広まっています。本当に販売中止になってしまったのでしょうか？
その理由と現在の購入方法、安全性や効果について詳しくお伝えします。
コラージュフルフルが販売中止になったのはなぜ？
コラージュフルフルは、カビの増殖を抑制する成分ミコナゾール硝酸塩を配合した抗菌石けんと抗菌シャンプーのシリーズです。フケ・かゆみ・ニオイなどの頭皮や肌のトラブルに効果が期待できます。
「なぜ販売中止に...？」と疑問に感じた人のために、まずは結論から・
コラージュフルフルは販売中止になっていません！
現在も販売されていますよ。
一部の商品はリニューアルなどで製造終了になっていますが、コラージュフルフルそのものが販売中止になったことはありません。
ではなぜ販売中止のウワサが広まったのか、その理由を説明します。
コラージュフルフルに販売中止のデマが広まった理由
コラージュフルフルが販売中止のウワサが広まったのは、アメリカのFDA（アメリカ食品医薬局）で、抗菌石鹸が販売禁止になったからです。
抗菌石けんが危険と判断された
アメリカのFDA（アメリカ食品医薬局）は2016年、抗菌成分を長い間使うことで耐性菌が発生するリスクがあると発表しました。
体内に耐性菌が発生すると、薬が効かなくなるおそれがあり、危険とされています。
そのため、コラージュフルフルを含めた抗菌石鹸が販売禁止になりました。
この流れを受けて、日本でもゆくゆくは販売禁止になるのでは？ということで、販売中止のウワサが広まったものとみられます。
コラージュフルフルは安全なの？
抗菌石鹸の成分で危険とされたのは「トリクロサン」「トリクロカルバン」です。
実際に、日本の多くの薬用石けんに含まれていた成分で、当時のコラージュフルフルの石けんにも「トリクロサン」が含まれていました。
しかし、このアメリカの発表を受けて、コラージュフルフルではトリクロサンの使用をやめています。
2016年10月5日
殺菌剤（トリクロサン）を含む石鹸製品について
当社でも皮膚刺激性等の安全性の評価を実施した上で使用しており、発売以来、問題は確認されておりませんが、お客様のご懸念を考慮し、該当製品の殺菌成分（トリクロサン）の切替えを進めることに致しました。
https://hc.mochida.co.jp/assets/images/pdf/20161005news.pdf
そのため、現在のコラージュフルフルの石けんには、危険とされていた「トリクロサン」は含まれていませんので安心して使えます。
コラージュフルフル石鹸の現在の成分は？
コラージュフルフル石鹸の現在の有効成分は「ミコナゾール硝酸塩」「イソプロピルメチルフェノール」でした。
間違いなく「トリクロサン」は入っていませんね。
ミコナゾール硝酸塩（有効成分）、イソプロピルメチルフェノール（有効成分）、PG、濃グリセリン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、無水クエン酸、クエン酸Na、コハク酸一ナトリウム、水
まとめ
コラージュフルフルは販売中止になっていません。
しかし、アメリカでは2016年に抗菌成分「トリクロサン」を使用した抗菌石鹸が販売中止になっています。そのため、コラージュフルフルも不安視されました。
コラージュフルフル石鹸による健康被害は寄せられていませんが、このアメリカの発表を受けて、コラージュフルフルは2016年にトリクロサンの使用をやめています。
現在のコラージュフルフル石鹸にはトリクロサンではない殺菌成分が配合されていますので、安心して使用できますよ。
