コーフルが製造中止したのはなぜ?売ってない理由

コーフルは、協和新薬が手がけていた殺菌・消毒成分配合の傷薬。家庭の常備薬として長年愛用されてきましたが、今は薬局の棚から姿を消しています。

常備薬だったのにどこにも売ってない…

「コーフルはもう製造中止になったの?」と気になっている方も多いですよね。製造中止の経緯と、代わりになる市販薬の選び方・候補を調べてみました。

コーフルが製造中止になったのはなぜ?

コーフルが薬局の棚から消えた原因は、製造元である協和新薬の経営破綻にあります。コーフルはすでに生産を完全に停止しており、新たに購入できる見通しはありません。

Xで調べてみると、「コーフル(傷薬)お気に入りだったのに!売ってないと思って検索したら…破産…」という投稿が見つかりました。

 

まさか破産が理由だったなんて…

ヨドバシカメラのオンラインストアでも販売終了商品として掲載されており、楽天市場・Amazonのいずれにも在庫はありません。通販でも入手できない状況です。

代替品は後半で詳しく紹介しているので、そちらを参考にしてください。

協和新薬の破産が直接の原因

協和新薬は、コーフルをはじめとする一般用医薬品を製造・販売してきたメーカーです。経営破綻によって製造設備・在庫・販売網がすべて停止し、コーフルを入手する手段がなくなりました。

Xでは「コーフルSは生産終了」という投稿や、実家で使っていたコーフルがマツキヨでも見当たらなくなったという投稿も見かけます。

 

 

各地の愛用者にとって、経営破綻はそれだけ大きな痛手だったのでしょう。

家庭用傷薬の市場縮小

コーフルが製造中止に至った背景には、家庭用傷薬市場の変化もあります。

傷の手当ては「傷口を乾燥させる」考えから「湿潤環境で治癒を促す」考えへと変わり、消毒薬・殺菌軟膏の需要は以前より縮小傾向にありました。こうした市場環境の変化が、中小メーカーの経営を厳しくした一因でしょう。コーフルに限らず、同時期に姿を消した家庭用傷薬は少なくありません。

生産・流通の完全停止

協和新薬の破産後、コーフルの生産は再開されておらず、正規の販売店経路からは完全に姿を消しました。フリマアプリで出品を見かけることがあるかもしれませんが、医薬品の個人間取り引きにはリスクが伴うため、二次流通への誘導は行いません。

代わりになる市販薬を探す方向で検討してみてください。

コーフルの代わりになる市販薬を選ぶ際の重要なポイント

コーフルが入手できなくなったとき、どんな市販薬を選べばよいか迷う方も多いでしょう。代替品を選ぶ際は、用途と剤形の2点を確認しておくとスムーズです。

薬の切り替えは、事前に医師または薬剤師にご相談されることをおすすめします。

  • 有効成分・効能の共通点を確認する
  • 剤形(軟膏か液体か)で選ぶ
  • 医師・薬剤師への相談を事前に

有効成分・効能の共通点を確認する

コーフルは殺菌・消毒成分を配合した傷薬です。

代替品を選ぶ際は、殺菌成分(クロルヘキシジン系など)や抗菌・消炎成分が含まれているかを確認してください。ただし、成分の種類や配合量は製品によって異なり、「似た成分が入っている」ことと「同じ効果がある」は同義ではありません。

剤形(軟膏か液体か)で選ぶ

コーフルは軟膏タイプでした。

傷口を覆って保護したい用途なら軟膏タイプが合いやすく、擦り傷の消毒が主な用途なら液体タイプ(マキロンs など)も候補になります。どちらが用途に合うかは傷の状態次第なので、迷ったときは薬剤師に相談してみてくださいね。

コーフルの代わりになる市販薬5選

コーフルの代わりとして検討できる市販薬を5つ紹介します。いずれも、傷・やけど・すり傷などへの用途が共通するものを選びました。

薬の切り替えや選定に迷った場合は、医師または薬剤師にご相談ください。

1. オロナインH軟膏(大塚製薬)

オロナインH軟膏は、大塚製薬が製造する殺菌消毒軟膏。傷・やけど・すり傷・にきびなど、幅広い用途で使われている定番品です。

クロルヘキシジングルコン酸塩液を有効成分として配合しており、殺菌・消毒用途がコーフルと共通する製品です。ドラッグストアや薬局で手に入れやすく、代替品を探すならまず確認してみてください。

2. メモA(エスエス製薬)

メモAは、エスエス製薬が製造する傷薬軟膏です。

傷口の殺菌・消毒に対応した成分を含み、すり傷・切り傷・やけどへの用途が共通しています。コーフルと同系統の軟膏タイプを探している方に確認してほしい製品ですね。

3. テラ・コートリル軟膏(ジョンソン・エンド・ジョンソン)

テラ・コートリル軟膏は、抗生物質(オキシテトラサイクリン塩酸塩)とステロイド(ヒドロコルチゾン)を配合した軟膏です。

感染のリスクがある傷や、炎症を伴う皮膚症状への使用が想定されています。ステロイドを含むため、使用の適否については薬剤師または医師にご相談ください。

4. マキロンs(第一三共ヘルスケア)

マキロンsは、第一三共ヘルスケアが製造する液体タイプの殺菌消毒液で、傷口の殺菌・消毒がコーフルと共通する用途です。

軟膏とは異なり、液体タイプなので塗り方が変わります。用途に合うか確認してから選んでください。

5. OZO(オゾ)軟膏(明治薬品)

OZO(オゾ)軟膏は、明治薬品が製造する殺菌消毒を目的とした軟膏です。

傷・やけどへの使用が想定されており、コーフルと同様に軟膏タイプで殺菌成分を配合しています。調べたところ楽天市場・Amazonともに取り扱いが見当たらなかったため、購入したい場合はドラッグストアや薬局の店頭在庫を確認してみてください。

まとめ

コーフルは、協和新薬の経営破綻を直接の原因として製造中止となりました。

現在は楽天市場・Amazonのいずれにも在庫がなく、通販での入手は困難な状況です。代わりになる市販薬を選ぶ際は、有効成分や剤形(軟膏か液体か)を確認してから選ぶとよいですね。

常備薬選びは慎重にいこう

まとめ
  • 協和新薬の破産により製造中止
  • 通販・店頭ともに在庫なし
  • 代替品選定は薬剤師に相談を

※掲載している代替品の在庫状況は変わることがあります。購入前に通販サイトで最新の情報をご確認ください。