モスピラン水溶剤が製造中止した理由と成分が似てる殺虫剤まとめ

アブラムシやコナジラミに効く園芸用殺虫剤として、愛用していた方も多いモスピラン水溶剤。それなのに、楽天市場でもAmazonでも姿が見当たりません。

いつもの水溶剤がどこにもない…

住友化学園芸(現KINCHO園芸)のアセタミプリド系殺虫剤なのに、「なんで製造中止になったの?」と理由を検索する人が絶えないのも納得の消えっぷりです。

製造中止になった経緯と理由を調べたうえで、モスピラン水溶剤の代わりに使える成分が近い殺虫剤を5点、この記事でまとめました。

モスピラン水溶剤が製造中止した理由を調べてみた

モスピラン水溶剤がいつごろから店頭で見かけなくなったのか、理由を調べてみました。

KINCHO園芸の公式サイトで「モスピラン水溶剤」を検索してみると、製品ページは存在せず、結果は0件でした。

公式サイトと販売状況から確認できたこと

楽天市場とAmazonの両方で「モスピラン水溶剤」を検索しても、この名称の商品は出てきません。

公式でも通販でもゼロ件とは…

水溶剤そのものはもう見当たらないので、代替品を探す必要がありそうです。

 

モスピラン水溶剤は現在、製造中止となっています。 コーナンで見つからなかったというXの投稿もあり、コメリ・カインズの通販でも取り扱いがありません。

モスピラン水溶剤が姿を消した背景

姿を消した背景には、後継品への切り替えがあります。

同じアセタミプリドを成分とした後継品モスピラン液剤が現行品として販売されているため、水溶剤タイプは役目を終えた形です。

 

Xにはモスピラン水溶剤を害虫駆除に活用していた投稿も残っていて、愛用していた方にとっては惜しい製品ですよね。

後継品のモスピラン液剤が現在も流通しているため、代替品として機能しています。

モスピラン水溶剤の特徴と似てる殺虫剤の選び方

モスピラン水溶剤の代替品を選ぶ際に、どの点を基準にするかを整理しておきます。

特長は、有効成分アセタミプリドによる浸透移行性と、水で希釈して散布するシンプルな使い方にありました。この2軸を押さえておけば選びやすくなります。

有効成分(アセタミプリド)で選ぶ

アセタミプリドはネオニコチノイド系の殺虫成分。植物が根や葉から吸収し、害虫が植物を吸汁したときに効果を発揮します。

スミチオン(MEP)系とは作用機序が異なるため、どちらの系統に慣れているかで選ぶとよさそうです。

系統が違うと効き方も変わるのね

アセタミプリドに絞るなら、後継品のモスピラン液剤がそのまま使えます。

  • アセタミプリド系ならモスピラン液剤
  • ネオニコチノイド系ならベストガード粒剤も選択肢
  • チアメトキサム系ならアクタラ顆粒水溶剤

浸透移行性かどうかで選ぶ

浸透移行性の殺虫剤は薬液が植物の内部に浸透するため、葉の裏や茎の奥に潜んだ害虫にも効果が届きます。

同じ効き方を求めるなら、この性質を持つモスピラン液剤・アクタラ顆粒水溶剤・オルトラン液剤から選んでみてください。MEP成分で浸透移行性のないスミソン乳剤は、広範囲の害虫に対応するため、異なる系統を組み合わせたいときに使えます。

モスピラン水溶剤の代替品5選

現在入手しやすい代替品を5点まとめました。成分と特長が異なるため、育てている植物と対象害虫に合わせて選んでください。

1. モスピラン液剤

モスピラン水溶剤と同じアセタミプリドを有効成分とした液剤で、現在も製造・販売が続いています。

アブラムシ・コナジラミ・カイガラムシなど幅広い害虫に効果を発揮します。 浸透移行性があるので、水溶剤から液剤への移行で使い方も大きくは変わりません。まず候補として検討してみてください。

2. スミソン乳剤

住友化学園芸のMEP(フェニトロチオン)系殺虫剤。アセタミプリドとは系統が違うため、薬剤抵抗性が出た害虫への対応にも使いやすい製品です。

乳剤タイプで水希釈して散布する使い方はモスピラン水溶剤に近いので、同じ感覚で試してみてください。

3. ベストガード粒剤

シンジェンタが販売するニテンピラム成分のネオニコチノイド系殺虫剤で、家庭園芸向けの粒剤タイプ。

土に混ぜたり株元に散布したりするだけで使えるため、手軽に試したい方にはぴったりの製品です。

混ぜるだけでいいなら手軽でうれしい♪

ホームセンターや通販で比較的入手しやすいので、まず店頭で探してみてください。

4. アクタラ顆粒水溶剤

同じくシンジェンタが手がけるチアメトキサム成分の殺虫剤で、浸透移行性があります。

顆粒を水に溶かして使う点で、水溶剤に慣れている方にも使い方が近いです。 アブラムシ・コナジラミ・アザミウマなど幅広い害虫への適用があります。

5. オルトラン液剤

住友化学園芸が販売するアセフェート成分の浸透移行性殺虫剤で、ホームセンターで広く流通しています。

アブラムシ・コナジラミなどへの効果があり、入手しやすさが大きな魅力です。 ドラッグストアやホームセンターの店頭でも売っているため、近くで探して価格を確認してみてください。

まとめ

モスピラン水溶剤は現在製造中止で、楽天市場・Amazonともに在庫は確認できない状態。

代わりに選ぶなら、同成分のモスピラン液剤が最も近い選択肢になります。 成分や剤型にこだわる場合は、浸透移行性を持つアクタラ顆粒水溶剤やオルトラン液剤も候補に入れてみてください。

まとめ
  • 後継品はモスピラン液剤(同成分)
  • 浸透移行性ならアクタラ顆粒水溶剤も有力
  • 入手しやすさならオルトラン液剤

※在庫状況は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。